「子ども食堂」訪問し弁当配る

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20200316/2050004008.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの感染拡大で子どもに居場所や食事を提供する「子ども食堂」の中止が相次ぐなか、
奈良市の社会福祉法人は、利用者の家庭を訪問して弁当を配るなどしながら子どもたちを元気づけていました。

奈良市で「子ども食堂」を運営する社会福祉法人「わたぼうしの会」は、
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今月6日から、食堂を中止しています。
こうしたなか、この社会福祉法人は、今月14日、ふだん食堂に通っている子どもたちの
家庭を訪問して、弁当などを配りました。

このうち、女子中学生の家庭を訪れた高校生のボランティアは、弁当やお菓子などを手渡しながら、
ふだんの生活の様子を尋ねるなどして元気づけていました。
訪問を受けた女子中学生は、「どこにもあんまり出かけられなくてつまらないです。
食べ物をもらえてうれしいです」と話していました。

「わたぼうしの会」の家令牧さんは、「食堂を開けなくてもどかしいですが、
食べ物を渡すことができたのはよかったです。早く日常に戻ってほしいです」と話していました。

03/16 13:30