0001ヨシ!現場猫 ★
2020/03/17(火) 12:40:50.81ID:ckz5YP/g9福良湾だからできた
サクラマスはサケ科の魚。川ではヤマメと呼ばれる。南あわじ市食の拠点推進課によると、もともと淡路島には存在しない。日本では主に東北や北陸地方などの日本海側に分布。低水温を好むという。
そんな魚がなぜ温暖な淡路島で養殖されているのか。福良湾で養殖に取り組んでいる福良漁協組合長の前田若男さん(50)は「福良湾は鳴門海峡の潮流の影響で、水温が低くなるため、養殖に適した環境だから」と説明する。
前田さんが淡路島で初めてサクラマスの養殖を始めたのは平成27年度。最初は湾内のいけすで6千匹を育て始めたが、出荷できたのは半分程度だった。いけすの中で大きい魚が餌をとるため「小さめの魚が餌食い競争で負けて死んでしまった」(前田さん)という。翌年度から大きさを分けて育てたところ、出荷率は95%にまで高まった。安定供給できるようになり、島の新ブランド「淡路島サクラマス」が誕生した。
いけすのサクラマスの様子をみる前田若男さん=兵庫県南あわじ市
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