「ネット・ゲーム依存症対策条例(仮称)案」に対して実施されたパブリックコメントを巡り、香川県議会の自民党議員会と共産党議員団は16日、結果の詳細を示すよう西川昭吾副議長に申し入れた。両会派は「賛否の取りまとめが行われたといった真偽不明の情報が出ており、疑念を持たれたままでは条例を制定できない」としている。

 パブリックコメントは1月23日〜2月6日に行われ、2000を超える個人・団体から寄せられた意見の大半が賛成だった。両会派は結果の妥当性を疑問視しており、18日の条例案採決での対応について自民党議員会は「賛成しない方向」、共産党議員団は「反対する」としている。【金志尚】

(最終更新 3月17日 11時30分)
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