イラン人研究者らが、新型コロナウイルスによる肺の治療用の混合薬品の開発・製造に成功しました。

イルナー通信によりますと、イラン新型コロナウイルス国家対策本部のガーネイー学術委員長は17日火曜、「これまでに新型コロナウイルスを退治する医薬品は発見されていない」とし、「イラン人研究者らは、合成副腎皮質ホルモン製剤プレドニゾロン、15員環マクロライド系抗生物質のアジスロマイシン、そして非ステロイド性抗炎症薬ナプロキセンの3種類の薬品の混合により、新型コロナウイルスの感染者の入院期間を4日間短縮することに成功した」と語っています。

また、「肺病変は感染者の入院、ICU・集中治療室行き、ひいては死亡に至らせることもある」とし、「この新薬は、新型コロナウイルスにより生じた感染者の肺病変を、急速に改善させる力がある」と述べました。

さらに、新型コロナウイルス感染者60名に対しこの新薬の臨床試験が行われたとし、「この臨床試験の結果は後日発表され、またこの新薬による治療法は近いうちに命令として発表される」としています。

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