(台北中央社)内政部(内務省)警政署刑事警察局(刑事局)は17日、記者会見を開き、日本製成人向けコンテンツを無断配信していた台湾の海賊版サイトを摘発したと発表した。同局電信偵査大隊に感謝したセクシー女優の高橋しょう子、明里つむぎから送られたビデオメッセージも公開された。

同隊によると、昨年、違法サイトがあるとの通報を受けて調査を開始。日本のアダルト業界が設立した「知的財産振興協会」(IPPA)の台湾オフィスを通じて証拠を収集し、台湾の著作権法に違反していることを確認した。

同サイトは2018年1月から、コンビニエンスストアなどを通じた第三者決済サービスを利用して会員を募っていた。1万人以上が会員登録していたとみられ、被害総額は1億台湾元(約3億5000万円)を超えるという。刑事局は先月20日、主犯格の34歳の男が居住する中部・台中市など10カ所を捜索し、7人の男女を逮捕した。

ビデオメッセージで高橋と明里は、「電信大隊のみなさん、海賊版の摘発、ありがとうございました。これからも海賊版の撲滅活動を頑張ってください」と感謝を伝えた。

http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202003180005.aspx