パン屋も休業、パスタ買い占め… 外出禁止で「封鎖」のパリ、閑散 


 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない欧州で市民の外出を制限する動きが広がっている。フランスは17日正午から外出禁止措置を開始。マクロン大統領は「ウイルスとの戦争だ」と宣言し、活気ある日常の光景は様変わりしている。【パリ久野華代】

 17日午後3時、在宅勤務を切り上げ夕食のパンを買いに出ることにした。政府は食料品や薬など生活必需品を調達するための外出は容認する。

 ただし、外出の理由を記した「証明書」を携帯する必要がある。封鎖中は全国で10万人の警察官が展開し、証明書の確認や治安維持にあたる。

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毎日新聞 2020年3月18日 21時33分(最終更新 3月18日 21時33分)
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ほとんど売り切れたスーパーのパスタの棚=パリで2020年3月17日、久野華代撮影