2020年3月20日 10時32分
読売新聞オンライン

 高知県警は19日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検された20歳代男性巡査を、停職3か月の懲戒処分にした。

 岸田浩・首席監察官は、「現職警察官が飲酒運転で事故を起こし、誠に申し訳ない」と陳謝した。巡査は、同日依願退職。

 発表によると、巡査は2月28日午前3時50分頃、高知市春野町弘岡中の国道で酒気を帯びて乗用車を運転し、中央分離帯に乗り上げ、標識をなぎ倒すなどの事故を起こしたという。

 巡査は事故の1時間半前まで同市内の飲食店で同僚と飲酒。現場での呼気検査は基準値を下回ったが、飲酒量などから酒気帯び状態だったと判断、12日に書類送検した。地検は16日付で、巡査を不起訴とした。
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