北海道帯広市の交番内に消火器を噴射したとして、威力業務妨害の疑いで16歳の少年4人が逮捕されました。
 18日午前2時15分ごろ、帯広警察署柏林台交番内で消火器が噴射されました。けが人はいませんでした。
 警察は帯広市に住む高校生や土木作業員などいずれも16歳の少年4人を威力業務妨害の疑いで逮捕しました。
 4人は「交番にいたずらしようという話になって、ノリや面白半分でやってしまった」と話しているということです。消火器は周辺の飲食店から持ち出されたものとみられています。
 警察によりますと、当時柏林台交番は警察官が不在で施錠されていませんでした。交番から帯広警察署に直通電話での連絡があり対応したところ応答がなく、近くの警察官が交番に向かったところ被害を発見したということです。
 帯広市内では警察署や交番が被害に遭う事件が相次いでいます。去年5月には帯広警察署にロケット花火や爆竹などを打ち込んだとして少年らが逮捕され、少年らは「警察官をからかいたかった」と話していました。
 また今年1月には20歳の男が帯広警察署に車を衝突させる事件があり、逮捕された男は「仕事でむしゃくしゃしてぶつけた」と話していました。

3/20(金) 13:56配信
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