20日は春分の日、3連休が始まりました。新型コロナウイルスへの不安が広がる中、3連休初日の県内の観光地は、どんな様子だったんでしょうか。

青空が広がり、ぽかぽか陽気となった3連休初日。新型コロナウイルスの影響も心配される連休ですが、道後温泉はいつもと同じく観光客でにぎわっていました。

富山からの観光客:「心配だからずっとマスクはしてますけど、ここに着いた途端とっちゃったね」
埼玉からの観光客:「人が少ないのと、空気がこれだけきれいならいいんじゃないの、なんて」
香川からの観光客:「道後温泉、ものすごく大きくて、中の温泉にも入れて、とても気持ち良かったです!!」「そんなに人ごみに行かずに温泉を楽しもうかなと思って来ました」

名護谷希慧アナ:「いま、道後商店街を歩いています。マスクはつけていたり、いなかったり。外国人の姿はほとんどありませんが、一方で若い、学生さんが多いですね」
商店街の人は:「若い大学生の方がいらっしゃるの、卒業旅行で」「だからね、全然お客さんいらっしゃらないわけじゃないのよ、若い方の町になってる今は」

大阪からの観光客:「部活の卒業旅行で、みんなで楽しもうぜ、みたいな感じで」
「韓国旅行とかも予定立ててたんですけどなくなったんで、せっかくやったら(旅行)行こうかなみたいな感じで」

千葉からの観光客:「温泉最高でした、入りましたきのう」「ちょっと熱いですよね」「熱かったです」「手洗いうがいをしっかりして、普段より逆に健康になってます」

地元の人は:「あったかい」「元気に遊ばせるのが一番いいかなと、子供らは」「どうしようかなと、県内をどこか行けたらいいかなと」

また、しまなみ海道では、サイクリングで楽しむ大勢の人たちでにぎわいました。
来島海峡大橋近くにあるサイクリングターミナル・サンライズ糸山では、レンタルが始まる午前8時には家族連れなどおよそ80人が列を作る盛況ぶりでした。

利用者は:「神戸から来ました」(今日はどこまで走る予定?)「大三島まで」「外で遊べるっていうのもありますし、家族で行動する分には、周りの人に迷惑をかけないですむかなという部分がありますので」

新型コロナウイルスの影響で、全国で外国人観光客が姿を消すなか、サンライズ糸山でも急激に減少。
外国利用者の中でも最も多かった台湾からの人たちは、先月16日以降まったくいないということです。

一方、この逆風を打ち消すかのような国内からの利用客は順調に伸びています。

サンライズ糸山・川原賢二支配人:「2月単月に関しましても対前年(同月)比で120%ということで多いんですよ。3月に入りましても18日現在で対前年(同期)比で125%と」
「(サイクリングは)アウトドアのレジャーということで密閉された部分でのレジャーじゃないということで」

サンライズ糸山を出発した人たちは、青空のもと、しまなみ海道の景色とサイクリングを満喫していました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200320-00000004-ebc-l38
3/20(金) 19:00配信