0001チミル ★
2020/03/22(日) 13:55:18.59ID:uE1ZJwxF9同遺跡は山西省運城市(Yuncheng)絳県(Jiang)西呉壁村(Xiwubi)の南に位置し、中条山の北約6キロの地点にある。中国国家博物館や山西省考古研究所、運城市文物保護研究所からなる合同調査チームが2018〜19年に大規模な発掘調査を実施した。今回の調査では夏・商王朝の中心地に近接する地域で初めて銅製錬遺跡を発掘し、中国冶金(やきん)考古学の空白を埋めることができた。
西呉壁遺跡では夏王朝末期から商王朝初期にかけての遺構が約70万平方メートルにわたり分布している。銅製錬遺構はうち10万平方メートルに集中して分布していた。
2019年の調査で考古研究者は1組の夏王朝末期の木炭窯を発見した。中央は竪穴式の作業場で、北、西、南の3面にほぼ円形の木炭窯室があった。東側は通路とみられる。
中国国家博物館の戴向明(Dai Xiangming)研究員は「銅製錬で出た廃棄物から木炭が見つかり、さらに今回の木炭窯が発見されたことは、当時の先住民が木炭で銅を製錬していたことを示している」と述べた。
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https://www.afpbb.com/articles/-/3273881