https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00050167-yom-int
 失業手当を支給するオーストラリアの政府機関のホームページが表示されなくなるトラブルが23日、起きた。
政府は「サイバー攻撃を受けた」と発表したが、新型コロナウイルスの影響で失業した人のアクセスが急増したことが原因だと分かり、訂正と釈明に追われた。

オーストラリアでは23日から、新型ウイルスの感染拡大を防ぐため、映画館やパブ、スポーツジムなどの営業が禁止された。
このため、各施設で解雇された人たちのアクセスが急増してサーバーに不具合が起きたとみられる。

公共放送ABCによると、ホームページを見ようとした人は、普段の約9倍の5万5000人以上に上ったという。
23日は、豪州各地の窓口でも、失業手当を求める人が長蛇の列をなす様子が報じられている。