3/25(水) 10:18配信
デーリー東北新聞社

 青森県内初めての新型コロナウイルス感染確認から一夜が明けた24日、八戸市内ではマスク姿の市民が目立ち、ドラッグストアの前ではマスクを買い求めようと、朝から行列を作る“連日”の姿も見られた。

 同市根城2丁目のハッピー・ドラッグ八戸根城店ではこの日の早朝、入り口に「マスク品切れ」と張り出したにもかかわらず、開店前から客が列をなした。

 出勤前に立ち寄った近所の洋服販売員の50代女性は「朝一番に来れば買えるかもしれない」と足を運んだという。店頭に在庫がないことを確認した後、「明日また来ます」と職場へ向かった。

 店内に寄らずに立ち去った60代の男性会社員は「花粉などのアレルギーがあり、マスク不足に大変困っている。ストックは残り少なく心配。早く感染拡大が収まってほしい」と不安を口にした。

 「23日夜の感染者確認の速報後、ハンドソープの購入者が目立った。今朝はいつもの平日より多く並んでいた」と同店の高橋勝也店長。一方、別のドラッグストアの女性従業員は「連日の品薄状態で客足は少なかった。外出を控える市民も増えたのではないか」と話していた。

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