【ニューヨーク時事】米メディアが報じたニューヨーク市警の集計によると、16〜22日の市内の重罪事件は1337件で、昨年の同時期の1604件から16.6%減った。市では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、在宅勤務が増加。16日には公立学校と飲食店(持ち帰りと配達を除く)が閉鎖になり、市内は普段より出歩く人が大幅に減っていた。

殺人、レイプ、強盗、暴行、住居侵入窃盗、窃盗、車窃盗のうち、車窃盗以外は軒並み減少。車窃盗は昨年同時期の68件から103件に増えた。ニューヨーク市警のシア本部長は24日の記者会見で「多くの犯罪が依然起きている。それを引き続き発信するべきだ」と強調した。

2020年03月25日14時21分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020032500749&;g=int