「芹が谷やまゆり園」に 障害者殺傷新施設名
2020年3月27日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/202003/CK2020032702000116.html

 二〇一六年に殺傷事件が起きた、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の入所者を受け入れる横浜市内の新施設の名称について、県議会は二十五日、「芹が谷やまゆり園」とする改正条例を、全会一致で可決、成立した。来年九月に、現在仮移転先となっている施設の付近に完成する見通し。

 名称は県が昨年三〜五月に公募。所在地となる横浜市港南区芹が谷の地名を冠した、「芹が谷やまゆり園」が最多で、入所者の家族会などの意見も踏まえて決めた。事件現場となった津久井やまゆり園の居住棟は建て替え工事中で、来年四月に完成する予定。新施設も建て替え施設も、定員は六十六人となる。