タコ入道、お色直し終え戻る 天草市有明町

 2月から姿を消していた熊本県天草市有明町のシンボル「タコ入道」のモニュメントが29日、同町の国道324号(通称タコ街道)に戻ってきた。近くの道の駅リップルランドを訪れた観光客らは、写真を撮ってタコ入道の帰りを喜んだ。

 タコ入道は、特産のマダコで町おこしをする有明町の依頼を受け、同市御所浦町の造船業、松永英也さん(44)が2005年に製作。色あせなどの傷みが目立ってきたことから、初めてのお色直しのため松永さん宅に里帰りしていた。

 観光で訪れた佐賀県の看護師、西由以さん(36)は「模様や吸盤も本物みたい」と驚いた様子。松永さんは「暗いニュースが多いけれど、タコを見に来てもらって少しでも明るくなってほしい」と話している。(米本充宏)

お色直しから戻ってきた「タコ入道」と記念写真に納まる観光客=天草市
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3/29(日) 20:37配信熊本日日新聞