新型コロナウイルスの感染拡大で来年への延期が決まった東京オリンピック・パラリンピック。選手の表彰に用いる金、銀、銅のメダルの製造が独立行政法人造幣局(大阪市北区)で大詰めを迎えている。大会組織委員会は大会の名称を変更しない方針を示しているが、「TOKYO 2020」と刻印されたこれらのメダルがそのまま使用されるかどうかは、今後話し合われるという。

 昨年1月に始まった作業も、3月中旬にはパラリンピックのメダルの製造に移っていた。「オリパラ」合わせて5000個のメダルを作る予定で、作業は5月まで続く。

毎日新聞2020年3月29日 19時13分(最終更新 3月29日 19時13分)
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