京都産業大学の学生8人が感染し集団感染「クラスター」が発生した可能性が高くなっている中、30日朝になって、和歌山県でも新たに学生1人の感染が分かりました。

和歌山県によりますと、新たに新型コロナウイルスへの感染が分かった京都産業大学の男子学生は、すでに感染者が出ているゼミの送別会に同席していたということです。今月25日に発熱し、自家用車で和歌山県内の実家に帰っていました。

さらに、京都府も30日朝に会見を開き、陽性反応を示していた20代の女性が京都産業大学の学生であることを明らかにしました。

京都産業大学では、今月13日までヨーロッパを旅行していた男子学生3人の感染がすでに確認され、このうち1人が帰国後の今月21日にゼミの送別会などに参加しており、そこを通じて、集団感染「クラスター」が発生した可能性が高くなっています。

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