台湾の仏教団体・慈済基金会がマスクをバチカンに寄付している。今月25日、ローマ教皇フランシスコの住まいで新型コロナウイルスの感染者1人が確認された。感染したのはバチカン国務省の職員だという。バチカンでも感染が広がる中、慈済基金会は早くから海外ルートを通じてマスク4,000枚をバチカンに寄付、バチカンのウイルス対策に協力すると共に、宗教の違いを超えて団結する姿勢を示した。慈済基金会は国際的なボランティア活動で有名。

バチカン諸宗教対話評議会のインドゥニル・ジャナカラトネ・コディトゥワック・カンカナマラゲ(Indunil J. Kodithuwakku K.)次官はこれについて、この特殊な時期における慈済基金会の支援と友情には特別な意義があると指摘、異なる宗教にはそれぞれの信仰と理念があるが、いずれも人道的な思いやりと言う価値を共有し、人類の危機に対しては協力して立ち向かえることを示していると強調した。

慈済基金会は今月16日にアフリカからマスク4,000枚をバチカンに発送。バチカンにただ1人滞在する中華民国(台湾)籍の神父である邱j傑氏を通して緊急にマスクを必要としている修道会と聖職者に配布した。慈済基金会は今後、さらにバチカン諸宗教対話評議会と連携し、より多くのマスクや消毒液、防護服などの防疫物資を贈りたいと考えている。

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TAIWAN TODAY
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