流通ニュースがまとめた全国主要スーパーマーケット23社の2月の営業概況によると、既存店売上高は、ライフ8.6%増、アークス7.8%増、ヨークベニマル4.0%増、ヤオコー11.0%増、マルエツ3.3%増、サミット12.1%増、マックスバリュ西日本4.6%増、カスミ3.3%増など22社が増収となった。

一方で、減収となったのは、阪急オアシス0.7%減のみだった。イオンが発表した2月の業績によると、食品スーパーでは、マスク、除菌剤等の売上が好調に推移し衛生用品で売上既存比約1.4〜2.6倍と高い伸びを示した。

また、備蓄や買い溜めの行動からトイレットペーパー、ティッシュペーパー等の家事消耗品や台所消耗品はともに売上既存比約1.2〜1.4倍と伸長した。

気象庁によると、2月の日本の天候は、気温は全国的に高く、東日本でかなり高くなった。日本海側の降雪量は、北・東日本日本海側でかなり少なくなった。沖縄・奄美では、降水量がかなり少なく、日照時間はかなり多くなった。

■USMH(2019年2月期:売上高6943億円)
売上高557億7900万円、既存店売上高5.2%増、客数4.8%増、客単価0.3%増
全社売上高5.9%増、店舗数521店

■マルエツ(2019年2月期:売上高3749億円)
売上高304億9300万円、既存店売上高5.9%増、客数4.9%増、客単価1.0%増
全社売上高は7.3%増、店舗数299店
食品288億7200万円(6.6%増)、衣料品1億9000万円(1.2%増)、住関連13億3400万円(25.0%増)、その他9700万円(11.6%増)

■カスミ(2019年2月期:売上高2716億円)
売上高217億2300万円、既存店売上高3.3%増、客数4.2%増、客単価0.8%減
食品209億9500万円(3.1%増)、衣料品3200万円(1.4%増)、住関品6億3600万円(11.6%増)、その他6000万円(0.5%減)
全店ベースの前年比は、総売上高3.7%増、食品3.5%増、衣料品1.4%増、住関品12.1%増、その他0.4%減
店舗数189店

■マックスバリュ関東(2019年2月期:売上高437億円)

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阪急オアシス
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