*日本では表示の義務がそろそろなくなるけどね。お気をつけて


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 今、米国で食肉代替食品が売上を伸ばしている。大豆などで食肉をまねてつくる植物由来食肉様食品(PBM)の売上高は856億円と、米国の食肉売上高の2%を占め、特にえんどう豆でつくった代替肉パテを使ったハンバーガーがヒットしている。

 もともと米国は430万人のベジタリアンと370万人のビーガンが存在しており、食肉代替食品を受け入れる素地はあったといえるが、このようなヒットを招いた背景には、地球温暖化防止の観点より現在の畜産から植物由来食肉様食品へ切り替えようという動きがある。



米国では非営利組織が食品医薬品局に異議申し立て
 食肉代替食品の先進国である米国では、ビーガン向けの「インポッシブルバーガー」をめぐって論争が起こっている。食肉代替食品は食肉と同様な食感を出すために、大豆レグヘモグロビンを添加しているが、これを生産するために遺伝子組み換え酵母を使っているのである。米国の非営利組織「食品安全センター」は、これを色素添加物として認可した米国食品医薬品局(FDA)に対して、遺伝子操作された酵母の試験を求めなかった点などを挙げて異議を申し入れたのである。



「大豆加工品(脱脂大豆、玄米粉)、たまねぎ、豆乳発酵食品(豆乳、植物油脂、デキストリン、食塩)、植物油脂、パン粉、粒状大豆たんぱく(脱脂大豆、でんぷん、植物油脂)、砂糖、でんぷん、粉末卵白、粉末状大豆たんぱく、ブラウンルウ(小麦粉、植物油脂、ぶどう糖)、りんごペースト、食塩、トマトペースト、香味パウダー、デキストリン、調味ペースト、酵母エキス加工品、酵母エキス、ウスターソース、赤ワイン、野菜ブイヨン風味パウダー、食物繊維、香辛料、しょうゆ加工品、セロリパウダー、酢酸(Na)、増粘剤(加工デンプン)、カラメル色素、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、香料、グリシン、安定剤(大豆多糖類、ペクチン)、チアミン塩酸塩、D-キシロース、酵素、ショ糖脂肪酸エステル、PH調整剤」

 まさしく食品添加物の塊のような状況である。業界も肉の風味をつくり出すために食品添加物を使用していると認めている。食品添加物は相乗毒性の検査が行われていない。このような食肉代替食品が日常的に食されるようになれば、食品添加物の摂取量も急増することになり、私たちの健康面への影響も無視できなくなる。


また、表示面でも米国では大きな議論が起こっている。畜産業界は、従来の方法で収穫された肉以外の食品に対して、「clean meat(培養肉)」のような食肉を連想させる表示を禁止することを求めている。

https://biz-journal.jp/2020/03/post_149296_2.html

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