認知症事故 草津市が賠償救済へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20200402/2060004527.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

草津市は、見守りの対象となっている認知症の高齢者がはいかいして事故などに巻き込まれた際に、
損害賠償を市が入る保険でカバーする制度をことし夏から導入することになりました。

草津市では家族などの申し出で、在宅の認知症患者などおよそ140人を見守り対象として登録していて、
このうち例年10人余りがはいかいし、家族の通報を受けて、保護されているということです。
はいかいする認知症の人が事故などに巻き込まれた際に家族に高額な損害賠償が
請求されるケースもあることから、市では登録した人について市が加入する保険で
最大1億円までカバーする制度を設けることにしました。

市では、先月可決された今年度予算に保険の費用などおよそ280万円を計上し、
7月までに実施することにしています。
市によりますと、県内の自治体でこうした対策を実施するのは初めてだとということです。

草津市長寿いきがい課は「認知症の方々が安心して外に出られて、
家族の負担軽減に少しでもつなげたい」とコメントしています。

04/02 11:45