新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、私たちはマスクをつけるべきなのだろうか?

この疑問について、世界保健機関(WHO)の諮問委員会「感染ハザードに対する戦略・技術顧問グループ」が議論を進めている。

同委員会では、ウイルスが当初考えられていたよりも広く拡散するかについての研究を精査している。アメリカで行われた研究によると、せきは6メートル、くしゃみは最長8メートル先まで届くという。

委員長を務めるデイヴィッド・ヘイマン教授はBBCニュースの取材に対し、この新しい研究によって、マスクに関するアドバイスが変わるかもしれないと述べた。

「マスクを使うべきかの指針に変更を加えるべきかどうかを見極めるため、WHOは新しい証拠を確認し、この議論を再開することに前向きだ」

https://www.bbc.com/japanese/52130818