東京では夜間に営業するバーやナイトクラブが感染経路の一つに挙げられ、利用自粛が呼びかけられた。
この影響もあって、福島県内の夜の街も様変わりしている。

4月2日。夜のJR郡山駅前の飲食店街。
普段は多くの人が行き交っているというが、閑散としていた。

飲食店の関係者:「今週になって急に人が全くいない状態になりました」

小池都知事:「若者の皆様方にはカラオケ・ライブハウス、中高年の方々につきましてはバーやナイトクラブなど接待を伴います飲食店などに行くことは当面お控え頂きたい、自粛していただきたい」

小池都知事がバーなどで感染が広がっていると見られるとして利用自粛を呼びかけた影響が福島県内にも広がりつつある。

街の人:「全く行かないですね。飲みには行きたいけど、いけないですよね。さすがに。」

福島県郡山市の「居酒屋安兵衛」は歓送迎会などのキャンセルが相次ぎ3月の売り上げは去年と比べて6割減少。
「震災の時よりも厳しい」と話す。

居酒屋安兵衛・早川健児店長:「先が見えてこないので、いつまでこうやって踏ん張っていけばいいのか不安はすごくあります」

常連客は、社会が自粛モードの中で店を訪れることに ためらいを感じたものの、店を応援したい気持ちが勝ったと言う。

常連客:「個人的に可能な範囲で応援したいという気持ちもあってきょうは来ている」

感染拡大を防ぐためにはバーなどの利用自粛が必要な一方、経済活動の維持も大きな課題となっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200403-00000013-ftv-l07
4/3(金) 21:00配信