フィリピンの地元メディアは、新型コロナウイルスへの政府の対応に不満を持ち、刃物を持って暴れたとされる63歳の男性が2日、警察に射殺されたと報じました。

 地元メディアによりますと、2日、警察に射殺されたのはフィリピン南部のミンダナオ島に住む63歳の男性で、新型コロナウイルス対策のため設置された検問所で、政府の食糧支援などについて抗議していたということです。

 警察は、男性が酒に酔っていて「なた」を振り回して襲ってきたため射殺したと説明しています。男性は頭部に銃弾を受け、その場で死亡しました。

 ドゥテルテ大統領はこの前日の1日夜、記者会見で政府への抗議活動に言及して「過激な行動に出た場合、射殺する」と警告していました。

2時間前
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3948060.html