イギリス出身の作家で、長野県を拠点に森林や生態系を保護する活動に尽力した環境保護活動家のC.W.ニコルさんが3日、直腸がんのため亡くなりました。79歳でした。

ニコルさんはイギリス・ウェールズの出身で、カナダ水産調査局の技官として海洋哺乳類の調査研究に携わったあと、1980年代から長野県の黒姫高原に移り住み、執筆活動を続けていました。

森林が伐採されていくことに危機感を抱き、原生林を買い取ったり、間伐を行ったりして森林の再生に取り組みました。また生態系の保護活動も積極的に行い、環境保護活動家としてテレビ番組やコマーシャルに多数出演し、自然保護の大切さを呼びかけてきました。

東日本大震災の復興活動にも力をいれ、宮城県では被災した子どもたちが自然の中で学びながら心のケアを行う「森の学校」の建設にも尽力しました。

2005年には、イギリスから名誉大英勲章が贈られています。

ニコルさんが理事長を務める財団は、ホームページでニコルさんが3日に亡くなったことを明らかにしました。死因は直腸がんということです。79歳でした。

ニコルさんは2016年に直腸がんを患い療養していました。

2020年4月4日 19時28分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200404/k10012368701000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005

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