伊勢神宮にお供えするお米作りの儀式で、今年の豊作を願う「神宮下種祭」が4日、三重県伊勢市で行われました。

 神宮下種祭は、苗床に籾を播いて苗づくりをする米づくりの最初の工程で、1000年以上の歴史がある豊作を願う儀式です。

 さわやかな青空のもと、伊勢市内にある神宮神田では小松揮世久大宮司や地元の人たち約60人が見守る中、古式にのっとり、鍬で水田の四方を清めた後、白装束に烏帽子姿の男性2人が籾を丁寧に播いていきました。

 下種祭が終わると、伊勢地方では本格的な田植えが始まります。(4日12:13)

2020/04/04 12:13
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