山口県下関市は3日、市内の20代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。山口県内で感染が確認されたのは、これで7人になりました。

新たに感染が確認されたのは下関市内の20代の男性です。

下関市と山口県によりますと、男性は、今月1日、東京から新幹線で下関市に移動したあと、2日、38度の発熱があり、3日ウイルス検査を受けた結果、感染が確認されました。

男性はことし1月から東京に1人で滞在し、先月26日に鼻水や全身のけん怠感といった症状が出て、31日には味覚に異常を感じるようになったということです。

男性は3日、下関市内の感染症指定医療機関に入院し、けん怠感はあるものの、容体は安定しているということです。

また男性は、下関市に移動したあと市外に住む友人の男性とともに車で寝泊まりしていたということで、市は、少なくともこの友人の男性1人が濃厚接触者にあたるとしています。

山口県内で感染が確認されたのは、これで7人になりました。

2020年4月3日 23時47分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200403/k10012367741000.html