1日午後6時ごろから2日未明にかけて、沖縄本島中部のアパート内で男子中学生が複数の男子中学生に暴行されたことが5日、関係者への取材で分かった。被害生徒は顔面打撲などのけがを負った。暴行にはアパートに暮らす加害生徒の母親も加わっていたとみられる。暴行の前には生徒らによる集団飲酒も行われており、飲酒の場には加害生徒の母親もいた。

 被害生徒の体には鈍器のような物で殴られたあざもあったという。県警に被害届を提出しており、県警は傷害容疑や県青少年保護育成条例違反などでの立件を視野に捜査を進めている。

 関係者によると、アパートに集まっていたのは本島中南部在住の男子中学生複数人と、アパートに暮らす加害生徒の母親。1日午後6時ごろから飲酒が始まり、暴行は1日夜から翌2日未明にかけて行われた。

 被害生徒と加害生徒の1人は同じ中学校に通っている。その他の加害生徒には別の学校の生徒も含まれていた。被害生徒は母親や加害生徒が就寝した隙にアパートから逃げ出した。

2020年4月6日 10:32
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