0001ガーディス ★
2020/04/09(木) 18:07:00.10ID:krGm8A5W9正午すぎ、空港に向かうゆいレールの車内。乗客は1車両に十数人ほど。キャリーケースを持った2組の家族連れが会話を弾ませていた。大きな土産袋を手にし、楽しそうだ。
ただ空港に到着すると、そんな姿はまばらに。マスクを付けた警備員や土産屋の店員の立ち話をする姿が目立つ。「空港内は普段の姿ではない。予約数も少ない」。航空会社のスタッフはそう漏らした。
石垣島から来たというサービス業の男性会社員(50)は昨年亡くなった母の墓参りのため先週、糸満市を訪れた。新型コロナウイルスの影響を考え、墓参の数を少なくし参加したのは親戚4人で、所要時間は十数分とした。「配慮もしているし、これくらいの移動は許してほしい」と困り顔だ。
本島で出稼ぎしている60代の女性は、夫が住む宮古島に向かおうとしていた。夫が体調を崩し、仕事を休んで駆け付けるという。「確かにコロナは心配。外出自粛も理解ができる。でも家族のことだし、行かざるを得ませんよ」と少し戸惑った様子だった。
北海道滝川市から妻と来県した林業関係の男性社長(57)は3泊4日で恩納村に宿泊した。社員旅行の下見も兼ねて訪れた。「東京や大阪と比べれば沖縄は感染者が少ないし、観光でお金を落としたいという気持ちもあってね」と言う。
名古屋市から来た30代の夫婦は、昨年9月からハワイ旅行を計画していたが、新型コロナウイルスの影響で渡航は中止に。以前から企画していた沖縄旅行に変更した。4泊5日で南城市の斎場御嶽や本部町の美ら海水族館を観光。会社員の夫(38)は「地元の人からしたら、観光客から感染するかもしれないと恐れる人はいると思う」。常にマスクを付け、消毒液を持参し手洗いうがいを徹底したとして「対策は万全ですから」と話した。
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