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宇佐市高森の県立歴史博物館で6日、企画展「いにしえのおおいた」が始まった。
日田市の吹上(ふきあげ)遺跡(国指定重要文化財)と宇佐市の免ケ平(めがんひら)古墳(同)の出土品を中心に、
弥生時代から古墳時代にかけての銅鏡や鉄製武器、農耕具といった副葬品などを紹介する。
5月24日まで。

2018年から同館が県内18市町村と歴史資料を相互活用する「れきはく交流展」の一環。238点を展示。
弥生時代の有力者の墓地遺跡である吹上遺跡からは、ひつぎとして使われた甕棺(かめかん)が見つかった。
その中から銅剣と把頭飾(はとうしょく)、銅戈(か)、鉄剣、南方産の貝輪、勾玉(まがたま)などが出土した。

免ケ平古墳は古墳時代前期の前方後円墳。
仿製(ぼうせい)三角縁神獣鏡や斜縁(しゃえん)二神二獣鏡、太刀と剣などの鉄製武器、斧(おの)や鎌といった鉄製農耕具が発見された。

新型コロナウイルスの感染防止で、玄関に消毒用アルコールを置くなどした。
同館企画普及課主任研究員の越智淳平さん(38)は
「普段は目にすることができない出土品を集めました。魅力を知ってほしい」と話した。

午前9時から午後5時まで(入館は同4時半まで)。大人310円、高校・大学生は160円、中学生以下は無料。
問い合わせは同館
※連絡先はソースで

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