緊急事態宣言を受けて、東京都はインターネットカフェについても営業休止を要請しました。

都内の店舗を中心に休業が相次ぐ中、ネットカフェで寝泊まりしていた男性が都の支援を受け、一時滞在用のホテルに入りました。

3年前からネットカフェで寝泊まりしているという40歳の男性は、新型コロナウイルスの感染拡大で日雇いの仕事がなくなり、所持金がほとんどなくなったため8日、都が開設している窓口を訪れました。

都は、こうしたネットカフェで寝泊まりしていた人などに一時的に住まいを提供する支援策を打ち出し、民間のアパートや都営住宅など400室を新たに確保しようとしていますが、現時点ではめどが立っていないため、緊急的な宿泊場所としてビジネスホテルを借り上げて入ってもらうことにしています。

40歳の男性は10日午後、窓口を訪れて説明を受けたあと、新宿区内のビジネスホテルにチェックインしました。

今後は、都のサポートを受けながら仕事を探し、民間アパートや都営住宅などの「一時利用住宅」が確保できしだい、そちらに移るということです。

都によりますと、「一時利用住宅」の支援を受けるには、都内に半年以上滞在していたことを証明する書類などが必要だということです。

男性は、「たまたま献血の記録が残っていたので住居の支援を受けることができましたが、証明が難しい人も多くいると思います。ホテルに入って、とりあえずほっとしました。今後は、感染拡大の影響で仕事が見つかるかが不安です」と話していました。

04月10日 17時49分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200410/1000047185.html
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