新型コロナウイルスの感染拡大でマスクが不足する中、北海道釧路市の50代の男性の自宅に、中国から身に覚えのないマスク200枚が送られてきていたことがわかりました。

釧路市の50代の男性によりますと、2020年4月8日、上海の住所と中国人名が記された国際郵便が自宅に届きました。

男性は以前、中国での勤務経験があったことから何か関連があるのかと思い開封したところ、50枚入りの中国製マスク4箱(計200枚)が入っていたということです。

その後、中国の知人などに確認を取りましたが送った人はおらず、不審に思い釧路警察署や釧路市消費生活センターに相談しました。

釧路警察署によりますと勝手に商品を送り、後日代金を請求する「送りつけ商法」の疑いがあるということです。

これまでに請求書などは届いていないということですが、男性は「何が付着しているかもわからず怖くて触れない。マスク不足で世界が困っている中、こういった手口は許せない」と話しています。

釧路警察署は「身に覚えのない商品などが届いた場合、まずは送り主や家族などに確認をし、不審なケースは相談してほしい」と注意を呼びかけています。

4/10(金) 20:57配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000018-hokkaibunv-hok