小売りや外食といった消費関連企業の業績が急速に悪化している。新型コロナウイルスの感染拡大でインバウンド(訪日外国人)需要がほぼなくなり、足元では緊急事態宣言を受けた店舗の一時休業も広がる。イオンとJ・フロントリテイリングは2021年2月期の営業利益が前期比で約7割減る見通し。外出自粛による巣ごもり需要を捉える企業もあるが、収束が長引けば、一段の悪化も避けられない。

「売り上げ面でかつてないほどの…

2020/4/11付
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO57932900Q0A410C2EA5000/