ルイ・ヴィトンは、フランス国内にあるアトリエの一部を医療用マスク製造のために転用し、生産を開始。300人の職人が作業にあたる。

医療従事者を守る
「フランスを代表するブランドであるルイ・ヴィトンは、マスク製造を行い、医療の最前線で闘う人々を守ることに全力を注ぎたいと考えています」

ルイ・ヴィトン代表取締役会長兼CEOのマイケル・バーク氏は、ボランティアで作業を行う職人の前で、その多大な貢献に感謝しながら、そう語った。

医療用マスクは、 地域の織物産業とのネ ットワークでマスクの原材料を供給しているMode Grand Ouestとの提携により生産。 地域の医療施設に無料で配布される。

ルイ・ヴィトンなどを擁するLVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン グループでは、これまでにも新型コロナウイルス感染拡大に伴う支援策として、香水工場で手指消毒用水性アルコールジェルを生産している。

このようにラグジュアリーグループやブランドによる新型コロナウイルス感染拡大に向けた支援は続々と拡大中だ。バーバリーやバレンシアガ、サンローランもマスクを生産。アルマーニも寄付に加え、医療用オーバーオールの製造を開始している。またグッチ、サルヴァトーレ・フェラガモ、ドルチェ&ガッバーナ、ブルガリ、ラルフローレン、トッズなどが多額の寄付を行っている。

その支援の輪は。今後ますます広がっていく。

4/12(日) 18:31配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200412-00010004-goethe-life
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