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トルコ、突然の外出禁止で混乱 内相が辞意、大統領は認めず

【イスタンブール共同】トルコのソイル内相は12日、新型コロナウイルス対策の外出禁止を突然実施し、混乱を招いたとして辞意を表明した。大統領府によると、エルドアン大統領は「適切ではない」と辞任を認めなかった。外出禁止を巡っては市民が食料品店などに殺到し、一時パニック状態となっていた。

 ソイル氏は、全責任は自身にあり国民と「生涯忠誠を誓う大統領」に許しを願いたいとツイッターで辞意表明した。

 内務省は10日午後10時ごろ、翌11日午前0時から週末の2日間、最大都市イスタンブールや首都アンカラなど主要都市で市民の外出を禁止すると予告なく発表した。

2020/4/13 11:37 共同