福岡県は12日、感染症指定医療機関である福岡徳洲会病院(同県春日市)の看護師の20代女性2人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。同病院では11日までに入院患者の70代男性と80代女性、看護師の20代女性の3人の感染が確認されており、集団感染の疑いがあるとみている。県内でのクラスター(感染者集団)は6例目。

 県によると、5人はいずれも同じ病棟で入院したり、勤務したりしていた。

 県内では12日、新たに計30人の感染を確認。内訳は、福岡市11人、北九州市4人、久留米市7人、小郡市1人など。県内の感染者数は計362人となった。
https://www.nishinippon.co.jp/sp/item/n/599994/