0001ガーディス ★
2020/04/14(火) 05:28:59.44ID:PQZN/aCg9塩崎准教授によると、ゼブラフィッシュは、人間と同様に感情をつくる遺伝子を持つ。このうち不安を抑制するホルモン「神経ペプチドY(NPY)」の遺伝子を傷付けて機能しないようにしたところ、慢性的に弱いストレスを抱えることが分かった。
ゼブラフィッシュは通常、鏡に姿を写すと、仲間と思い込んで近づくが、実験では接近回数が半分に減り、距離を取る行動を見せた。セ氏10度の水に2秒漬けるストレスを与えてから28度の常温水槽に戻す実験では、体がすくんで動けなくなり、端ばかり泳ぐといった不安行動を示した。過剰反応して死ぬ個体もあったという。
「マウスと比べて飼育しやすく、短時間で多くのデータが得られるのが利点」と塩崎准教授。「実験を続け、薬や機能性食品の研究開発を行う。かんきつ類など、鹿児島県産の農水産物の成分でも効果を試したい」と話した。鹿大医歯学総合研究科漢方薬理学講座・乾明夫教授グループとの共同研究。
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