サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は13日、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国による連合体「OPECプラス」による減産に加え、枠外の米国の生産抑制などを合わせると、市場への供給量が世界生産の2割程度に当たる日量計約1950万バレル減るとの見方を示した。
ロイター通信が伝えた。

新型コロナウイルスの感染拡大で原油需要が著しく縮小。需給バランスが崩れているため、大規模な生産抑制で価格を下支えする。
OPECプラスは5〜6月に日量970万バレルを減産。サウジなどはノルマ以上に減らす見通しだ。

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