新型コロナウイルスの感染拡大で、国内では12〜13日の2日間で新たに計791人の感染が確認された。

 クルーズ船の乗船者を含めた累計は8000人を超えた。12日に499人の感染が確認され、13日は292人の感染が判明した。両日で東京都や神奈川、千葉県などで計11人の死亡が確認された。

 東京都では13日、91人の感染が確認された。12日は166人で、2日間で257人増えた。都内の累計感染者は2000人を突破し、2158人となった。今月5日に1000人を超えてから1週間で倍増した。都内の感染者が100人を下回るのは今月7日以来となるが、都の担当者は「検体が持ち込まれる数が、週末の分を扱う月曜は少なくなりがちだ」とする。

 川崎市は13日、外国籍で国外に居住する30歳代の女性ら2人の死亡を発表した。この女性は3月15日に旅行で欧州から入国し、同22日に陽性が判明していた。

 愛知県は12日、感染が判明したと11日に発表した28人のうち、24人が実際には陰性だったと発表した。検査の際、陽性患者の検体が陰性の人の検体に飛散したとみられる。このうち1人は、死亡後に陽性とされた同県一宮市の80歳代の男性だった。

2020年4月14日 0時53分
読売新聞オンライン
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