40代以下でも重症化例 “働き盛り”感染多数

 新型コロナウイルスの国内での感染者数は、7,500人を超えた。

 感染者を年代別でみると、20代から50代が多く感染し、40代以下の比較的若い世代でも、死亡したり重症化するケースがみられることがわかった。

 FNNのまとめによると、国内で新型コロナウイルスの感染が確認された人は、クルーズ船やチャーター機を除いて、14日午前11時現在、7,670人となり、4月に入って、急激に感染者の数が増加している。

 年代別では、20代から50代がいずれも1,000人を超えていて、若者や働き盛りの世代での感染が多く確認されている。

 また、重症化している人は、70代を中心に、60代から80代の高齢者の数が多くなっているが、40代以下の若い世代でも死亡したり、重症化しているケースがあることがわかった。

 都道府県別では、東京都が2,000人を超え、全国で最も多く、緊急事態宣言の対象になっている7都府県だけで、感染者全体のおよそ7割を占めている。

 緊急事態宣言が発令され、14日で1週間になるが、加藤厚生労働相は、中長期的にみていく必要があるとしたうえで、医療提供体制について、しっかりと構築していくことが必要としている。

FNN PRIME 2020年4月14日 火曜 午前11:34
https://www.fnn.jp/articles/-/32104