新型コロナウイルスの治療にあたっている医療現場での防護服が不足しているとして、大阪市の松井一郎市長が提供を呼び掛けた『雨がっぱ』が、4月15日に市役所に続々と届けられています。

 (市民)「使っていないかっぱを持ってきました。」
 (役所)「ご寄付いただけると。」
 (市民)「はい。」

 市民が次々と市役所の窓口を訪れ、段ボールなどに入れた雨ガッパを持ち込んでいます。4月14日に大阪市の松井市長が、医療現場の防護服が不足し、医師や看護師がゴミ袋をかぶりながら治療にあたっているという切実な状況を訴え、その代わりとなる「雨がっぱ」の提供を呼び掛けました。これを受けさっそく市民らが応じ、市役所には15日朝から続々と雨がっぱが届けられました。

 【雨がっぱを持ってきた人】
 「たまたま家で余っていたので。あんなんで役に立つんだったらと。」
 「本当に現場の方はがんばってくれてはるし、感謝の気持ちしかないので。僕でも何かできるかなと思って(寄付)させてもらった。」

 雨がっぱの持ち込みは、大阪市の健康局や区役所などの窓口のほか、郵送でも受け付けています。詳しくは大阪市健康局のホームページをご覧ください。


更新:2020/04/15 15:25
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20200415/GE00032580.shtml
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