北海道内の医師らでつくる団体が行ったアンケート調査で、新型コロナウイルスのPCR検査を求めたものの、保健所に拒否された事例が111件にのぼることがわかりました。 

 北海道保険医会は、3月末から4月にかけて、会員の医師にアンケート調査を行い、284人から回答を得ました。 

 その結果、医師が患者の新型コロナウイルスの感染を疑いPCR検査を求めたものの、保健所から拒否された事例が全体の2割、111件あったとしています。

 拒否された理由として、感染者と濃厚接触がないことや、感染拡大地域の渡航・居住歴がないことがあげられました。 

 また、医療用マスクについては「足りていない」と答えた医師が全体の7割にのぼりました。

2020年4月15日 水曜 午後12:04
https://www.fnn.jp/articles/-/32575