東京都の小池百合子知事は4月17日、新たに201人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表した。昨日までに亡くなったのは56人で、
小池都知事の支援者も亡くなったという。

東京都で、1日に確認された感染者数が200人を超えたのは初めて。小池都知事は17日の定例会見で、「私をご支援いただいてきた方もご高齢ではありましたけど、
お亡くなりになりました」と明かした。

「コロナというのが人の命を奪うんだということを心に刻みながら、感染症の拡大をいかに防いでいくのか、皆さんと共に闘っていきたいと思います」と 
話し、「お焼香にも行けないという状況、なかなか厳しゅうございます」と悔やんだ。

質疑応答で亡くなった支援者への思いを聞かれると、「一言で言うと、泣きました。悲しい」とコメント。

「ご家族も火葬に立ち会えないという、コロナのいやらしさというのを非常に強く感じたところです」と話し、「日本での死亡例というのは他の諸国と比べると
少ないとはいえ、そこには一人ひとりの人生があったわけですから。コロナでお亡くなりになることを防いでいこう、一人でもお亡くなりになる方を減らしたい、
重症になる方を減らしたい、医療の崩壊を防ぎたい、改めて深く思ったところでございます」と強調した。

ハフポスト日本版編集部

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00010015-huffpost-soci