大阪府の吉村知事が17日、会見を開き『新型コロナウイルス助け合い基金(仮称)』の創設を発表した。


「ワクチンもない中、丸裸の状態で多くの人の命を守るために最前線で戦っている医療従事者、新型コロナウイルスの患者さんと直接向き合っている人に応援金を出したい」

 そう述べた吉村知事は「医療従事者を応援しようという声は全国に広まるべき」と続けると「ここまで大阪府の医療機関で働く人の危険手当は通常1日360円だったが、日額3000円ということで進めている。このように雇用主としての対応は当然やっており、それぞれの雇用主が従業員のことを思ってやるのは当たり前だが、それとは別のお金として応援金をお渡ししたい」と基金創設の思いを明かした。

 なおこの基金は、4月下旬に開かれる予定の予算議会で関連議案として提案され、条例として議決されたことを経て受け付け開始となる。集まった基金は、公務員か民間かなどは問わず、患者らと直接向き合っている現場の人たちに直接行き届くようにする予定だという。(ANNニュース)

4/17(金) 12:54配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6674ace2d89adbeb12c9cd1fc9803b0a9a129046
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