外出自粛でDV被害の相談相次ぐ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20200418/1000047623.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、DV=ドメスティック・バイオレンスの
被害の相談が支援団体に相次いで寄せられています。

外出自粛による生活の変化やストレスによるDVの増加や深刻化が懸念されるなか、
都内にあるDVの被害者や加害者の更生を支援する団体「エープラス」には
先月から相談の電話やメールが相次いでいます。
この中では、新型コロナウイルスの影響で収入が減って配偶者と口論になり、暴力を振るわれたとか、
在宅勤務で家にいる配偶者が騒ぐ子どもにいらだって、家族に暴力を振るう、といった相談や
「夫にマスクを買ってくるよう命じられるが買えず、怒鳴られる」といった相談が寄せられているということです。

また、加害者側からも「新型コロナウイルスによる収入減少を補おうとギャンブルに手を出したら
生活がひっ迫し、妻に責められ、暴力を振るった」といった相談が寄せられているということです。

この団体では、自宅に加害者がいて電話で相談しにくいケースもあると考え、
LINEでの相談受け付けも始めたということで、代表の吉祥眞佐緒さんは、
「一日中、家族が同じ空間にいることでDVが増えている。不安やストレスを
家族に向けるケースが多く生命の危険を感じるような切迫した相談もあった。
地域の窓口や民間団体、警察にためらわずに相談してほしい」と話していました。

04/18 09:44