比内地鶏応援のため配達販売開始

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20200418/6010006791.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込む秋田県特産の比内地鶏の販売を支援しようと、
県内最大の生産地である大館市の有志が、ローストチキンを宅配で販売する取り組みを始めました。

取り組みを企画したのは、大館市の青年団体の有志10人あまりです。
市内の結婚式場の調理場を使い、18日と19日の2日間で、比内地鶏の
ローストチキンおよそ60羽を販売する計画です。
初日の18日は34羽の注文が入り、比内地鶏を1羽ずつ丸ごとオーブンで焼き上げたあと、
注文のあった住宅に配達しました。

比内地鶏は、首都圏を中心とした県外向けの出荷がおよそ7割を占めていますが、
新型コロナウイルスによる外出自粛などの影響で需要が大きく落ち込んでいて、
大館市の生産者団体は、来月から3か月間の生産数を計画より4割減らす予定です。

ローストチキンを注文した大館市の27歳の女性は
「子どもが大好きな比内地鶏を家で食べることができてうれしいです。
生産者の方は大変だと思いますが、頑張ってほしいです」と話していました。

取り組みを企画した小松和志さんは「家でのごちそうとして食べてもらい、
少しでも販売促進につながるよう期待しています」と話していました。

この取り組みは、好評であれば今後も土曜と日曜の実施を検討するということです。

04/18 16:21