2020/04/19 05:00中日新聞プラス

 富山県警は十八日、三月に富山県射水市の港の海底から引き揚げた車で発見された人骨二体について、一九九六年五月に消息を絶った同県氷見市の田組育鏡さん=当時(19)、屋敷恵美さん=同=と確認したと発表した。
 県警によると、DNA鑑定と遺留品から特定した。二人は九六年五月五日夜に「肝試しに行く」と家族に伝え、屋敷さんの車で出掛けた。同県魚津市内の温泉の廃屋に向かったとみられ、その後、行方が分からなくなっていた。
 県警が今年一月に三人の男性から「女性二人が乗っていた車が突然動きだして転落したのを目撃した」という証言を得て、三月に海中を捜索した。
 県警は、事故の可能性もあるとみて経緯を調べている。
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/nation/chuplus-CK2020041902000068.html