岸から10メートルまで接近、宮津湾にイルカの群れ 市街地近く

 京都府宮津市の市街地に近い海に17日午後4時ごろ、6頭ほどのイルカの群れが現れた。1時間以上にわたって湾内を泳ぎ回り、集まった人々を魅了した。

 イルカの群れは時折ジャンプをしたり、背泳ぎのように腹を見せながら泳ぐなど悠々と過ごし、岸から10メートルまで近づくこともあり、見物人から歓声が上がった。
 海沿いを散歩していた同市川向の男性(92)は「長く住んでいるが、こんなに近くまで来るのを見たのは初めて」と話していた。
 京都府海洋センターによると、春にはたびたびカタクチイワシを追ってやって来るが、湾奥まで入って来るのは珍しいという。


水面から頭を出し愛くるしい姿を見せるイルカ(京都府宮津市杉末)
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天橋立をバックに湾内を泳ぐイルカの群れ(京都府宮津市杉末)
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※ ソースに動画あります
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/224878
2020年4月19日 16:13 京都新聞