カレックスのゴー・ミア・キアット最高経営責任者(CEO)はAFPに対し、流通の問題で他のメーカーも商品の市場投入が困難になっており、今後コンドーム全体の供給が大きな打撃を受けると指摘。
「世界は確実にコンドーム不足という状況を目の当たりにするだろう」と見通しを述べた。

ただ、工場の操業停止や出入国制限でコンドーム業界が混乱に見舞われている一方、需要は増加傾向にあるようだ。
インドでは全人口13億人に対して外出禁止が発表された後、コンドームの売り上げが1週間で25〜35%増になったと報じられている。
世界的に外出制限が続いていることから、カレックスはコンドームの需要は今後増加すると見込んでいるという。

2020年04月09日11時48分
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200409039935a&;g=afp