「感染者受け入れていない」大阪府“3つの病院”で院内感染計66人 経路は不明

大阪市の「なみはやリハビリテーション病院」で55人が新型コロナウイルスに集団感染するなど、大阪府内の他の医療機関でも感染者が相次いでいます。

大阪市生野区の「なみはやリハビリテーション病院」では、これまでに看護師や患者ら合わせて55人の感染が確認されていて、大阪府は院内で集団感染が起きたとみています。
4月19日、市の保健所が調査に入っていて、今後、全ての医療従事者と入院患者についてPCR検査を実施する方針です。

一方、大阪府松原市の「明治橋病院」ではこれまでに医療従事者と患者合わせて8人の感染が確認され、100歳代の女性患者が死亡しました。
府は院内感染の可能性があるとみています。

また、大阪府熊取町の「七山病院」でも、これまでに医療従事者と患者の合わせて3人の感染が確認され、70代の女性患者2人が死亡しました。
3つの病院は、いずれも新型コロナウイルスの感染者を受け入れていませんでした。

「医療従事者の方か患者の方か、まったく外部からの感染経路か、いずれの医療機関につきましても本日時点では不明です。」(大阪府健康医療部・藤井睦子部長 19日夜)

いずれの病院も新たな外来診療をとりやめ、救急の受け入れも断っています。


https://news.yahoo.co.jp/articles/44433d1c3620a242df46456b7f4b1ec653cde8c7